2011/12/24

MAPセンサーの読む数字を考えてみる。

ハーレーダビッドソンのEFIチューニングにて、MAP (Measures Manifold Pressure)センサーの読みを気にしてバイクに乗っている人は少ないかと思います。(MAPは、インテークマニホールド内の圧力を示しておりkpaで表していることが多く、100kpaは殆ど大気圧です。)
しかし、上記の空燃比テーブルを見て頂くと分かるかと思いますが、横軸はMAP(インテークマニホールド内の圧力)になっています。
ということは、あらゆる走行状況時にMAPの読みが幾つになっているか分からなければ、空燃比を乗り手に合わせてセッティングすることもできません。
常にインテークマニホールド内の圧力を考え、エンジンのフィーリングを感じながら走行する。EFIチューニングは、デジタル的というより、むしろアナログ的かも知れません。
また、このMAPを考えてセッティングしていく考え方はキャブレターのセッティングでも非常に役立ちます。インジェクション車でもキャブレター車でもエンジン内で起きている吸気、圧縮、膨張、排気などのイベントは同じですから。
*上記の空燃比テーブルは、TTSのマスターチューンです。

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