2014/03/01

パフォーマンスエンジンを組まれる方、インジェクターのチェックをお勧めします!!

 フューエルインジェクションシステムにとってインジェクターは非常に重要なパーツの一つです。
プログラムで幾ら燃料の噴射量を指定してもインジェクターが正常に作動しなければ適正な燃料を噴射することができません。
インジェクター不良で燃料を噴射しないのであればすぐに問題を発見できますが、上の写真のように真っ直ぐに噴射しないもの(左から2番目)もあります。
この場合は、エンジンは正常に掛かるますし、燃料も噴射しているので非常に発見は難しいです。
今回は、ある回転域、スロットル開度になると空燃比が非常に薄くなるという問題から、いろいろと調べた結果、インジェクターが真っ直ぐ噴射していないことの発見にいたりました。
特にパフォーマンスエンジンを組む場合は、大容量のインジェクターを使用するのでインジェクターの確認と合わせて霧化性を向上させるマジックインジェクターの処理をお勧め致します。

こちらは、5秒間燃料を噴射したときの噴射量を計測した結果です。

このように同じインジェクターでもこれだけの噴射量の違いが出ることがあります。
5秒間で2ccほど差がでているので、1分間では24ccも違うことになります。
レースの世界では、インジェクターを何本も用意し均一なものを使用するそうですが、この結果を見るとうなずけます!

マジックインジェクターにご興味がある方は、HRDまでお気軽にお問い合わせ下さい。
同時にインジェクターのチェックもできます!

0 件のコメント:

コメントを投稿