2016/10/04

Part1: ハーレーダビッドソンのフューエルインジェクション (EFI)チューニングについて。

なぜ?フューエルインジェクション (EFI)のチューニング必要なのか?

エアクリーナー、マフラーなどを交換するとエンジンに対してどのような変化が起こるのか?考えたことがあるでしょうか?
それは、見た目(外観)が変わるだけではありません。
本来の目的は、エンジン内に入ってくる空気の流入量を増やすということです。

空気の流入量が増える=パワーが上がるということになります。
勿論、容量の小さなエアクリーナー、見た目だけのマフラーでは大して空気流入量の増加は見込めず、結果として馬力のアップにはならない可能性があります。もしくは、純正よりも馬力が下がることもあります。

エンジン内への空気流入量が変わると、当然ながら燃料の噴射量を調整する必要があります。
しかし、ECMにはその空気流入量を自動的に測る機能は基本的に備わっていません。
純正コンピューターには、純正のエンジン、純正のエアクリーナー、純正のマフラーでの空気流入量をメーカーが出荷時に入力しています。
その入力箇所は460カ所(2シリンダーで)を超えます。

純正のプログラムのままでは、吸排気などを交換した場合に空気流入量が変わったのにも関わらずコンピューターはノーマル状態の空気流入量と勘違いをして燃料を噴射してしまいます。
基本的には、吸排気を交換すると空気流入量は増えるので、燃料は薄い状態になります。
これは、基本的に空冷エンジンであるハーレーダビッドソンにとって良くありません。
エンジンが熱を持ち過ぎるとオーバーヒート、ノッキングなどの原因にもなり、酷い場合はエンジンに致命的なダメージを受けることもあります。

それでは、チューナーは何をしているのか?

つづく・・・・Parts2へ



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