2011/11/01

Direct Linkのオートチューン機能を使ってのVEの算出

Direct Linkには、ワイドバンドのO2センサーを使ってVEを算出していくオートチューン機能があります。今回は、ダイノマシンを使いその精度がどのくらいなのかを実験してきました。
これが、結果です!!
青線が、バイクのセットアップに近いベースマップをECMに入れただけのものです。
赤線が、オートチューンを3回行った後です。
ECMには、空燃比が13.2 : 1にしろ!という指示を与えています。
青線を見てみると2500回転辺りは、かなり薄い状態です。また、3200回転を超えた辺りからは、かなり濃くなっています。
つまり、入力されている充填効率(VE)が、実際のバイクと比べかなりズレているということです。
3回オートチューンに掛けた赤線では、かなり修正された事が分かります。2500回転辺りはまだ薄いですが全体的にここまでターゲットである13.2 :1に近づいていれば、後は手入力でかなりVEを詰めていくことが出来ます。
オートチューンだけで、ここまでVEを修正できたので、かなり優秀な機能だと言えます!!
*このグラフは、スロットル開度を30%で測定したものです。

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