2014/05/29

ナイトロス(Nitrous)を2010 FLTRXに取り付けてみる。Part 3

ウェットショットのピラニアノズルです!
N₂O(亜酸化窒素)とFUEL(ガソリン)が別々に設けられています。
亜酸化窒素は、エンジン内に噴射するとその高温によって2N₂(窒素)とO₂(酸素)に分かれます。
空気中には約8割が窒素で酸素は2割程度しかないので、ナイトロスシステムを使用すればパワーの源でもある酸素より多くエンジンに供給してあげることができるわけです。
これによって途轍もないパワーを搾り出します。
つまり、ナイトロスシステムは酸素を強制的に供給するわけですから、もちろんガソリンもそれに合わせて供給してあげなければ空燃比が薄くなり危険な状態になります。
インジェクション用とは別でガソリンを供給するためのラインを設けました。
この黒いフィッティングからナイトロス噴射時のガソリンを供給します。
*キットには、タンクにバングを溶接しなくても取り付けることのできるフィッティングが付属されています。
ガソリンタンクにクロスオーバーがある場合は、タンクを加工しなくてもそこからガソリンを確保できるかと思います。
キャブレター車は、ピンゲルなどから出ているデュアルアウトレットタイプのペットコックを使用すると問題ありません。シングルアウトレットタイプを途中で2つに分岐させると燃料が足りなくなるようです。

これがナイトロス用の燃料ポンプです。

ナイトロスシステムにご興味のある方は、HRDまでお気軽にお問い合わせ下さい。

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