1999年からハーレー・ダビッドソン(Harley-Davidson)は、ツインカムエンジン(Twin cam)をリリースしました。そのときからフライホイールのクランクピンも圧入式に変更されました。
しかし、この圧入された部分の強度が十分ではなくエンジンをパワーアップさせたりドラッグレースなどで高回転からクラッチを繋いだ場合にフライホイールの左右がずれてしまうことがあります。
日本ではこのトラブルは少ないようですが、アメリカでは無茶苦茶な乗り方をする人が多いせいか!?フライホイールのトラブルはかなりの確立で出ています。
もちろん、ノーマルのエンジンで普通に乗っている場合はまったく問題ありません!!!
ここアメリカでは、エンジンのパワーを上げる場合(100馬力以上)は必ずと言ってほどフライホイールを強化!!
実際、会社の2006ダイナ (Dyna)も排気量を103"(1690cc)まで上げたエンジンでドラッグレースをしましたが・・・・・わずか5回ほど走っただけでフライホールがずれてしまいオイルポンプとカムサポートプレートをダメにしてしまった・・・
強化する方法は2種類あり一つはプロプラグという方法、もう一つは溶接です。
プロプラグは、クランクピンの穴を栓をしてかなりの圧力で圧入しクランクピンを膨らまし強化します。
溶接は、その名の通り溶接をするだけです。
両方を施す場合もあります。
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