なので単純に、この空燃比テーブルの数字を13にすれば良いと思っている人が多いようですが、実はEFIのチューニングはそう簡単にはいきません。
空燃比テーブルの数字は、あくまでチューナーのターゲット値であり実際に燃えている空燃比は違っていることが多々あります。つまりプログラムでは空燃比を13と指示しても実際の空燃比は15だったり12だったりすることがあるということです。
EFIのチューニングで重要となるのは、プログラムで指示している空燃比と実際に燃えている空燃比のズレを修正していくことから始まります。
空燃比とはエンジン内に入ってくる空気の質量に対しての燃料の割合なので、空燃比を合わせていくには、任意のスロットル開度、エンジン回転数に対してのエンジン内に入ってくる空気の量を知る必要がでてきます。それを測りコンピューターに入力していくことにより、より正確なキャリブレーションができていきます。
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