2011/09/21

FEIのデーターを記録し、修理、チューニングへ活用!


フューエルインジェクションの大きなメリットの1つとして各センサーが読み取っているデーターをライブで観察したり、実際に走行した時のデーターを記録し、エンジンの不具合や状態を分析するということが出来ます。キットによっては、データーリンクコネクターに接続するだけでデーターを記録できるものもあります。
以前は、高価なデーターロガーを用意しないと出来ませんでしたが最近のEFIチューニングキットのほとんどにこの機能は備わっています。記録の方式や記録できる時間は、キットによって異なりますが。
また、EFIをチューニングすることできる知識がれば、各センサーの発するシグナルをどのようにECMは処理しているかも分かるようになります。
そうなると、只の数字の配列が具体的な別の型のものに見えてくるようになります。
つまり、そのデーターを見るだけで、どのような走り方をしているか、エンジンにはどのくらいの負荷が掛かっているのか、エンジンの状態やキャリブレーションの修正箇所などが見えてきます。
そして、何度も試乗し記録しデーターを分析していると、バイクに乗っているときには常に頭の中にはコンピューターの画面がでて来るようになり、そして今、ECMはキャリブレーションのどの領域をどのセンサーを使用してエンジンマネージメントしているか見えるようになります。
もちろんこれで得た知識や感覚は、キャブレターバイクにとっても絶大な力を発揮します。
EFIのチューニングキットは、ECMのデーターを書き換えるだけでなく修理やエンジンの状態を知るのにも役立つ素晴らしいものなのです!!

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