この2004年?にアップデートされたハーレーダビッドソン純正のスポーツスター用のオイルポンプ。リターン側(2番目の写真)が厚くなりオイルのスキャベンジ効率が大幅に向上しています。ハーレーは、元々スキャベンジ効率が良くなく、それが証拠に送り側のポンプに大きな変更はないけど、戻り側のポンプは、スポーツスターだけでなくツインカムエンジンもアップデートされています。
クランクケース内のオイルを効率よく、オイルタンクに戻すことが出来なければクランクケース内に多くのオイルが溜まることになり、それがフライホイールなどの抵抗となりパワーが低下したりします。
また、スキャベンジ効率がよくなるということは、クランクケース内のオイルが必要以上に増えないので、ブリーザーラインからオイルが吹き出すの抑える効果もあります。
ドラッグレースやボンネビル用のバイクなどは、外側に別の電磁オイルポンプを設け、強制的にクランクケースからオイルを別ラインで吸い出したりします。
この新しいオイルポンプは、2003年以前のスポーツスターにもボルトオンで取り付けられるのでお勧めです!!
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