ハーレーダビッドソンは、2006年のダイナモデルからクローズドループ (Closed Loop)フューエルインジェクションシステムを採用しています。2007年からは全モデル採用。
クローズドループシステムとは、エキゾーストパイプに取り付けられたO2センサーにより排気ガスの酸素残有量を測り、その情報からECM(コンピューター)は実際の空燃比を算出し、プログラムで指示している空燃比になるように常に燃料の噴射量を補正しているシステムを言います。しかし、その補正幅にも限界があるので適正なベースマップのチューニングが必要です。また、マスターチューンなどを使用しオープンループに変更する事も可能です。
オープンループ/Open Loop:
オープンループシステムは、2001年のソフテイルから2006年モデルまで採用されていたシステムです。これは、O2センサーからのフィードバックはなく、ECMにプログラムされた情報のみで走らせます。勝手に補正されない分、こちらでコントロールし易いという利点はありますが、やはりマップのチューニングが重要になってきます。
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