ハーレーダビッドソン宮城さんでT-man PerformanceとHRDがコラボして製作したT-man-M8-HRD002カムとSuburban Speedの124” Big Boreキットを組みました。
車両は、114"のミルウォーキーエイトソフテイル(M8 Softail)です。
T-man-M8-HRD002カムは、ノーマルのエンジンに対してはパワー系のカムになりますが、このカムをビッグボアキットに組むと超トルクモンスターに化けます!
今回、Suburban Speedの124”になるビッグボアキットを選択したのにも理由があります。
Suburban Speedからは、114"/117"のM8エンジン(4.500"ストローク)を130”にするビッグボアキットもあります。
少しでも”ボルトオン(クランクケース加工なし)”で排気量を大きくしたい、少しでもパワーを上げたいという方には130”になるビッグボアキットはお勧めです。
しかし、今回は最大排気量/最大パワーを重視したわけでなく、トルクを飛躍的に上げながらも耐久性も考慮したいということでしたので、シリンダーの厚みに余裕がある124”ビッグボアキットを使用しました。
”ボルトオン”のビッグボアキットの場合は、ボアを大きくすればするほど、どうしてもシリンダーのライナーの厚みが薄くなってしまいます。
耐久性を重視した場合は、単純に考えるとライナーの厚みはある程度あった方が高くなります。
これが、T-man-M8-HRD002カムとSuburban Speed 124"ビッグボアキットの結果です!
赤線・・・・・T-man-M8-HRD002カムとSuburban Speed 124" ビッグボアキット
青線・・・・・ストックの114" M8 Softail
とても同じバイクとは思えない結果になりました!
もちろん、シリンダーヘッド、スロットルボディはノーマルのままです。
低回転からのトルクが飛躍的に向上しています。
トルクが20kg-mに達しているので、これはツインカムのJIMS135”に匹敵する数字です!
4000回転過ぎからは顕著にトルクが低下していますが、これはシリンダーヘッドやスロットルボディがノーマルなので高回転でフローが足りていない可能性もあります。
しかし、シリンダーヘッドやスロットルボディがノーマルでこの成績は十分過ぎます!
既にT-man-M8-HRD002カム、もしくはT-man-M8-216-2PSカムを入れている方!
ビッグボアキットがお勧めです!
トルクモンスターに化けますよ!
弊社のカタログにも商品の詳細を掲載しております。
こちらからダウンロード(PDF 35MB)できます。
ご興味のある方は、HRDまでお気軽にお問い合わせください。
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